アキレス腱炎(周囲炎)はその名の通り、アキレス腱やその周囲の組織に炎症が起こった状態です。
アキレス腱とは踵とふくらはぎの筋肉を結んでいる腱です。
ウォーミングアップ不足での急激な運動や、ケア不足によるアキレス腱への負担が大きくなると発症します。
アキレス腱炎はアキレス腱自体に炎症の起こったもので、アキレス腱周囲炎はアキレス腱包む膜に炎症が発生したものになります。 また、アキレス腱の下(深層)には滑液包という潤滑液をだす袋があり、その部分に炎症が発生する場合もあります。
色々な呼び方がありますが原因や症状は同じです。
踵から上方2~6㎝部分に好発します。
アキレス腱部に痛み、腫れが起こります。
運動後や朝起きた時の痛みや階段昇降での痛みから始まり、悪化すると、歩行時痛や、安静時にも痛みが出現することがあります。
足関節を背屈する(ストレッチされる)と痛みが増します。 また、つま先立ちでも痛みが発生します。
安静が一番ですが、足を安静にすることは難しく、一度炎症が起こると、なかなか治りにくい症状になってしまいます。
主な原因はアキレス腱のオーバーユース(使い過ぎ)です。
スポーツ選手だけでなく、ヒールをよく履く女性にも好発します。
また、ウォーミングアップ不足や、久しぶりの運動で急激に動かすなどの原因もあります。
その他、偏平足等の足部のアライメント(構造)異常や履いている靴なども大きな原因となります。
アキレス腱炎はただでさえ難治性と言われていますので、早期に施術を開始しないとなかなか良くなりません。
悪化してアキレス腱が断裂してしまうと、回復には半年から1年以上掛かります。 スポーツ選手にはとても大きな時間となりますし、スポーツ選手以外の方でもギプス固定などになりますので、日常の生活は著しく不自由なってしまいますので、早期に施術を開始し、悪化させないことが非常に大切になります。
当院(かもい名倉堂接骨院)では、アキレス腱炎(周囲炎)に対して、患部の施術はもちろん、足の状態や「運動連鎖」の観点で骨盤、体幹部の動きや連動性が大事となりますので、全身の状態を確認しアプローチを行います。 スポーツ時の動作のアドバイスなども行います。
患部の炎症と痛みを抑えるために電気療法を行います。
アキレス腱部を中心に硬くなっている筋肉を緩めていきます。
足関節を中心に膝関節や股関節等の動きの良くない関節の動きを出すように関節の矯正を行います。
身体のバランスを整えると同時に、股関節や骨盤の機能を改善します。
動きの硬い筋肉を改善し、スムーズな運動連鎖が出来る身体を目指します。
アキレス腱や下腿部の筋肉の状態の改善に大きな効果を発揮します。
これらの内容をお身体の状態に合わせて、組み合わせて行い、早期の回復を目指します!
横須賀市鴨居の「かもい名倉堂接骨院」にご相談下さい!
この記事は、国家資格の柔道整復師 院長 細野修平が監修しています。
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